二杯目のワイン

60代主婦の日常のつぶやきです。

家が売れ、今日は手紙を捨てる

家が売れました。


正式な契約はまだだけど、購入希望のお客様がいて、多少の値引き交渉はあったが、想定内だったのでOKした。


元々値引き交渉してくるだろうと思っていたので、希望売却価格より上乗せした値段を提示していたから仕方ない。


逆にそれ以上安値を提示されたら、お断りするつもりだった。


ただ、まだあんしん保証検査の結果が出ていない。
検査に来てくれた検査員の方は、「特に問題はないですね。」と行ってくれたが。。。


そしてクリアしなくてはならない問題が一つ。
土地境界明示をしなくてはならず、うちの土地に接している土地の所有者立ち会いのもと、
境界杭を掘り起こし、「ここが境界線ですね。」と確認をとるらしい。


区画が決まっている土地を購入して建てた家なのに、そこまでするのか!と思うのだが、買主さんの希望でもある。


そして、それに13万くらいかかる。
隣接している土地の所有者が多いと、それだけ手間がかかるらしい。(我が家は4件)


「ご近所に手間を取らせるのが、申し訳ない。」と夫に愚痴ったら、


「近所だって、将来のため知っておいたほうがいいんだよ。」と夫は言っていたが、周りに家を売ることを知らすのもなんかやだ。


まぁ、この宙ぶらりんな感じも、長くても2ヶ月くらいか。


この境界明示が終わらないと、日程が決まらない。


今出来ること。


断捨離、断捨離、断捨離。


今日は今まで残していた手紙全部処分した。


私の世代は手紙世代。


私自身が筆まめなのもあってか、いろんな人に出しまくって、返事を何度ももらう感じで、かなりの量あった。


実家の父母からも、毎月のように手紙が来ていた。


懐かしい人たちからの手紙がいっぱいあったが、読み直さずに捨てた。


読むと、キュンとなったり、せつなくなったり、小っ恥ずかしくなりそうで。。。
若い頃の未熟さを一番に感じそうだったから。


だから、もう読まないだろうな。


還暦を機に、過去より未来に目を向けていこうという気持ちが強くなった。
未来と言っても、そんなに長いわけじゃないんだけど。。。


残り少ないからこそ、過去を引きづらないで生きたい。


住み替え引越しもその気持ちのあらわれ。