ドラマ『不適切にもほどがある』を観て
今期観ているドラマで、TBSの『不適切にもほどがある』を、楽しく観ている。
宮藤官九郎さんの作品は好きなので、始まる前から楽しみにしていた。
昭和から令和にタイムスリップしてきた中学の体育教師の市郎を通して、昭和と令和のギャップに驚かされて、笑わされる。
40年弱(正確にはは38年)でこんなに世の中違っていたんだ。。。
60代の私としては、まさに経験してきた時代。
このようにドラマで違いを突き付けられると、変わったんだなぁ~と改めて実感する。
いつも笑って軽い気持ちで観ていていたが、この間の回が頭から離れない。
何と、娘の純子と市郎は、神戸の震災で亡くなってしまう事が判明。
自分の亡くなる日が分かってしまった市郎は、これからどのように生きていくんだろう。
タイムスリップものだと、そういう時に助かるために、過去の行動を変えていくのが、面白いところなんだけど。。。
このような歴史的自然災害を無かったことには出来ないし。。。
下手なことをすると、タイムパラドックスが生じる可能性もある。(ドラマ内でも言っている)
歴史を変えちゃいけないのは分かっているけど、あそこに行けば死んでしまうとわかって、人は行けるだろうか。。。
ましてや、愛する娘と共に。。。
私だったら出来ないな。
人って、先が分からないから行動できると思う。
声を出して大笑いしていたドラマの今後がどんな感じになるのか、気になる。
私は、難病ものとか、最終的に死で終わるようなドラマは好きではない。
「死んで終わりにしようとして。。。」と、思ってしまう。
だからあまり観ないようにはしている。
ただ脚本が宮藤官九郎さんだから、たとえ死が待ち構えていたとしても、納得できる終わり方をしてくれるように思う。
以前の作品で長瀬智也主演の『俺の家の話』も、面白く観ていたら、まさかまさかの最終回で、思いがけない人の死が待っていた。
ずっと、父親の介護、父親の葬儀の話をしながら話が進んでいっていたのに。。。
終わってから、ちょっと引きづったが、ああいう終わりもあるのか~と思った。
クドカンさんってそういうところあるからなぁ~。(笑って面白いだけじゃ終わらないってとこ)
まだ5話が終わったばかり。