二杯目のワイン

60代主婦の日常のつぶやきです。

お盆帰省と墓問題

今日外壁塗装の代金を振り込んで、これで全て済んだ。


あ、補助金を市に申請してあったので、それが振り込まれてからが全て終わったと言うことか。


いよいよ住み替えに向けてと言うことなんだけど、


その前にお盆帰省がある。


つまり私の実家に帰省して、お盆の準備をすると言うこと。(夫の実家はもう無い)


田舎なので、お盆というと何かとやらなければならない事が多い。


実家の父は、一応本家というか、五代当主という事らしい。



<主なお盆の仕事>


・仏壇を飾り付けて、仏様をお迎えする。


・仏様にお線香をあげに来るお客さん(親戚)の対応。


・または、こちらも仏壇のある親戚にお供え物を用意して拝みに回る。(主に当主がやる)


・お墓まいり。


・お盆の期間中、仏様に三度の食事を用意する。(一汁三菜)


・お盆の期間中、玄関前に松明かしと言って、松の木で火を灯す。


新盆で無くても、それらの事をする。


でも、このコロナの影響でだいぶ省略できた。


自粛でお客さんが少ないし、来ても長居をしないで、お線香をあげてすぐ帰ってくれる。


父も高齢を理由に、うちが回る親戚の数をだいぶ減らした。



それでも92歳の父が一人では、何も出来ないから。。。


昔は、お客様へのおもてなし料理も作ったが、母が亡くなってからそういう事も無くなった。


仏様に出す食事だって、昼はそうめんとか蕎麦とかで、一品ものにしちゃってる。


ただ、魚肉卵類は出さないようにだけは、身についちゃってるので、家の食事が肉とか魚の時に出す仏様のおかずが正直めんどくさい。


年に一度だし、父が亡くなったら、もうやらないかも知れない。


だから、出来るうちは、ちゃんとやりたいと思っている。


五代当主と言っても、引き継ぐものはお墓と仏壇だけ。


六代は未だ独身の私の弟。


東京で職についてるし家もある。


多分戻る気もないだろう。


そこで途絶える。


私は嫁に行った身だから、後のことは、残った妹と弟にお任せ。



そういえば。。。


私の高校時代の友人は、独身であるけど(私の周りには独身者が多い)


両親がさっさと永代供養で墓じまいしてしまい、「私はどこに入ったらいいの?」と言っていた。


ご両親は、残った娘さんに負担をかけないようにと思ったんだろう。


うちのお嫁ちゃんのお祖母ちゃんは、東京湾だったかに散骨だって言ってた。(お祖父ちゃんは海で亡くなったとか)


「法事の時は、観覧車に乗って海に向かって手を合わせるんです。」って。


それもなかなかいい。


お友達のご両親は、一人娘が嫁に行ったから樹木葬にしたとか。


樹木葬は憧れる。


私達の上の世代の人たちも、色々考えてる。


でも夫婦の意見が一致してるから、それぞれ出来るんだろう。



今70代の知人は悩んでいる。


まだ夫婦とも元気。


息子も孫もいる。


旦那さんは、長男ではないが実家(長野)の墓に入ろうと思っている。


その墓を継ぐ親戚にも子供がいないから、時期途絶えるのが分かってるから。


奥さんは、遠い場所にある墓を、息子や孫に継がせる事に抵抗がある。


元々奥さんは、その地に住んだことも無いわけだし、毎年の墓参りは欠かさず来ているけど。


奥さんが、子供たちの負担を考えて、こちらにお墓をという案を出しても、旦那さんは、なんやかんや言って先延ばしするらしい。


夫婦別々の意見だと、難しいものだ。


死んだらおしまい。残った方の意思にそうしか無いね。


なんて人の事心配してる場合じゃ無いかも。。。