二杯目のワイン

60代主婦の日常のつぶやきです。

お父さんが似ているんなぁ〜と感じる(ドラマを語る)

これも今回視聴しているドラマ

原田ひ香さん原作の『三千円の使いかた』


小説では読んだことあるので、内容は知っているが、改めてドラマとして見ると、新たな気づきがあったりする。


ここに出てくるお父さん、自分の夫と重なる部分が多い。


無口具合がここまでひどくはないが、自己表現をしないと言うか、自分の思った事を言わないところは、似ている。


いちいち私から聞かないと答えない。


「言わなくても、通じているもんだと」と勘違いしている。


数年前だが、「あれ」と言えば、「あ、これね。」と反応していたら、「さすが夫婦だよな、ちゃんと通じる。」なんて嬉しそうに言っていたが。。。


最近は違う。
決してワザとではないが、夫婦共々言い間違い聞き間違いのオンパレードで、「え?何?」と聞き返す事だらけ。
(例をあげたいが、記憶力の低下と、あまりに頻繁で出てこない)


これはやっぱり年齢のせい。


もうツーカーの関係じゃない。


はっきり言ってもらわなきゃ分からない。


そして、ちゃんと言葉を発するべき。


そうじゃないと、どんどん言葉を忘れちゃう年齢になるんだから。



と、ドラマから話が逸れたが。。。


先週の回で、何も言葉を発しないお父さんに対して、お母さんが離婚を言い渡す。


そんなお父さんは、改心して、思いの丈をお母さんに伝える。


その中で、三千円の使い方として、結婚してから毎月おこずかいの中から三千円を貯めていて、定年退職の日にお母さんとハワイ旅行に行くチケットをプレゼントするという話。


なんと素晴らしい三千円の使い方!


夫にこの話をしたら、「もう手遅れ。」と言われ、(そりゃあ今更遅いけど。。。)
「俺は退職金全部渡した。」とも言われた。(全部なんてもらっていない!ただ管理してるだけ)


私は、どんな返事が返ってくるのを期待していたんだろうと、ふっと思った。


このドラマは、見る側それぞれの世代によって、感じるところが違うんだろう。


・夫に先立たれた80代のおばあちゃん。
・定年まじかの夫婦の両親。
・家族のため節約真っ只中の専業主婦のお姉ちゃん。
・夢実現のため節約に目覚めたOL(主人公)
・そして周りには、性格はいいけどプー太郎さんと腐れ縁の彼女。
・そして主人公の彼氏(これから話が出てくる)


共感するところは、それぞれ違うだろうけど、前向きになれる内容なので安心して見ていられる。