二杯目のワイン

60代主婦の日常のつぶやきです。

余計なことを言うなと釘を刺される

時につけ、夫の事を愚痴っているが、よく言えば思慮深い性格なんだろう。


とにかく慎重だ。


私が「こうしよう!」と言うと、「こうなったらどうする?ああなったらどうする?」とマイナス要素を並べ立てて来る。


「なんとかなるよ。」で乗り切ろうとする私とは真逆。


正直、「なんとかなるよ。」でならなかった事もあり、夫に尻拭いしてもらった事もある。


私のいい意味での重しであり、ブレーキだと思っている。


今回、引っ越したマンションを使い勝手がいいようにリフォームする予定だ。


引っ越し前にしたかったが、期間の件とかもあり、とりあえず引っ越してからじっくり考えようと言うことになって今になった。


夫はお金が掛かることが嫌いなので、リフォームには消極的だったが、私のガンガンアピールと、あらゆるプレゼンテーションで、業者見積もりまでこぎつけた。


そして、打ち合わせの時(特にお金の件)は、「余計なことを言うな!」と口止めされている。


「予算〇〇円くらいならと考えてる。」なんて言っちゃうと、懐を見透かされると言うのだ。


実際、以前の家を売る時「どのくらいで売却をお考えですか?」と不動産屋さんに聞かれた時、「**80万円で提示して、80万値引きって感じで、**00万円で売れたらいいかなぁ〜て。」思ったままを言ったら、まさにそうなった。


私は、想定内通りなので満足していたが、夫は、「あなたがあんなこと言ったので80万円値引きありきになった。」と言っていた。


以前の家は、業者さんに売ることになって、その業者さんが築25年の家を内装全面リフォームして1300万円以上の上乗せで売りに出していた。


流石にその額では売れないだろう〜と思っているが、私の余計な一言が無かったら、あの家、もっと高く売れたのかも〜?と思ったりしている。


でも聞かれたら、自分の思っていることを答えると言うのは、当たり前だと思うんだが。。。


思慮深い夫は、そう言う時「う〜ん。」と何も答えない。


だから私が言ってしまう。


決して私はおしゃべりじゃない。


でも聞かれたら、希望価格を言わないと、不動産屋さんも困るだろうと思うし。。。


それにお任せするんだから、ある程度腹を割って話すことは大切だと思っているんだが、
そう言うもんじゃないのかな?


とにかく、夫は用心深い。


最初は安く提示しても、やっていくうちに上がるもんだからと、とにかく慎重。


リフォームの打ち合わせだって、「ご予算はおいくらぐらい?」と聞かれても、夫は出せる半額くらいの値を提示する。
それを聞いて私は「無理だろう」と内心思っているが。。。


私は、値引き交渉には全く自信がないので、とりあえず黙っている。


でもようやく業者が決まりそうで良かった。