二杯目のワイン

60代主婦の日常のつぶやきです。

60分の時間制限は短すぎ!

前の記事で、久しぶりに会った会社の先輩同僚の話をした。
その次の日の日曜日は、我が家の家族食事会。


長男のところに生まれた孫ちゃんを弟たちに紹介する目的。
私が段取りしないと、家族揃うこともしない。
決して仲良くないわけではないけど、男兄弟って、、、と思う。


この歳になって、娘が欲しかったと、よく思う。
娘は、母親に対して遠慮なく物申すが、母親の意向を察して動いてくれるような。。。
私の周りの親娘関係を見ていて、そう思う。


お嫁ちゃんが来て、娘が出来たと喜ぶ姑などの話を聞くことがあるが、、、本心だろうか。


もし、自分の娘のように思える時が来るとしても、マメに交流を持って、何年かの月日が流れてからではないかと思う。


お互いに遠慮し合う感じが当分は続く感じがする。


話を戻すが、家族みんなで集まるのは、3年ぶり。
前回は、私の還暦のお祝いで、家族写真を撮りたい!と言う願いで集まった。
レストラン、写真館と私本人が手配して。。。(男はホント、役に立たない。。。)


今回も私。
みんなの都合を聞いて計画をたてた日が3月の日曜日。
当初、赤ちゃんを入れて8人(結局、仕事の関係で次男欠席)
お店を探すのがほんと大変だった。


コース料理じゃないと、個室は使えないとか、当然時間制限あり。
何件かあたって、ようやく予約出来たお店は、席は良かったけど、何と60分の時間制限。


「え~!」と思ったが、電話で問い合わせたから、私の聞き逃しだったかもしれない。
日曜日は時間制限があるらしかった。


久しぶりに会っての食事会で60分は短すぎた。


食べるのが遅い三男なんて、食器を片付ける店員さんの横で料理の残りをかっ込んでいた。
お料理は美味しかったが、ちょっと最後あわただしく、残念な感じとなった。
せめて90分の時間制限にしてほしいものだ。


最後、店員さんに追い立てられるように出たが、「じゃあ店を変えてお茶を、」なんて出来る感じではない。
どこも人でいっぱい。
名残惜しかったが、そこでそれぞれ別れた。
後になって、あれも言い忘れた、これも言い忘れたと落ち込んでしまった。
私のお店の選定ミス。


残念な気持ちを引きずったが、案外息子達にはちょうど良かったのかも知れない。
名残惜しいくらいが丁度いいと思うようにした。


ただし、もう3月の日曜日に、食事会なんて計画しないぞ!と強く思った。

35年以上ぶりに会った友人に実家終いの話を聞く


先週の土曜日。
35年ぶり、いやもっとか、、、それくらい久しぶりにOL時代の先輩に会った。
会社勤務の時に、旅行などして仲良くしてくれた2歳年上の先輩。


彼女がご主人の赴任先の海外について行った時期と、私が出産と同時に会社を辞めた時期が前後して、会えなくなった。
そこからは手紙のやり取りから、年賀状のやり取りでかろうじて繋がっている感じだった。


待ち合わせの駅で「顔分かるかな~。」と不安だったが、全く変わっていなかった(笑)


私のことも「改札から見て、すぐわかったわよ~。」と言ってもらえた^^。
(私は自分の顔が、若い頃の面影が無いくらい老けたと思っているので。。。)


彼女は2年ほど前にお母さんが101歳で亡くなり、その時の介護やら、実家じまいの話、遺産分配(5人の兄妹がいる)の話など聞かせてもらった。


100歳も過ぎると、悲しみと言うより、無事に親を看取ったと言う思いの方が強いようだ。


私もズケズケといろんな事を聞いたが、とても参考になった。


認知が入っていたので80代後半からグループホームに入って、そこで10年以上過ごしたことになったらしい。(最年長だったそう^^;)


5人も子どもがいるが、みんな高齢で、後半動けたのは末っ子だった彼女だけ。


実家の片づけが大変だったと言っていた。
「もうみんなポンコツで役に立たないのよ~。」と口の悪い彼女らしい言いよう。


遺産の分配も彼女が指示したと言っていた。
「はい、家屋は長兄さん、家の処分代に〇百万、あと母の近くで見てくれた義姉さんに〇百万、これからの法事費用に〇百万、家の片付けに通った私に〇百万と、労働経費も含めて、差し引いて、残ったお金を5人で均等に分けたわよ。」と話した。


「誰も、不満とか言わなかったの?」と思わず聞いた。


「う~ん、ちょっと不満ありそうな人はいたけど、じゃあ自分でやって!私は手を引くからって言うと何も言わない、もう自分で動きたくないのよ。動いた人がもらうのが当然の権利よ。」
私もそう主張できるかな~^^;。


三回忌には、長兄、次兄とも息子が代理で出席だったそうだ。
そりゃあ親の家のかたずけどころではないだろうな~。


彼女の性格もあると思うが、もう高齢の兄妹ばかりだと、一番若くて動ける末っ子が力を発揮するのか~と思った。


そして5人も子どもが居ながら、将来墓を継ぐ人が居なくなるとの事で墓じまいも考えなくちゃならないと言っていた。


私の実家もそう。


息子達にはそういう面倒なことは残しておきたくないと思っているので、私もいろいろ考えている。


35年以上ぶりの再会で、懐かしい話より、現実的な話がメインだった。


正直なところ、私は仲良くしていた数人のことは覚えているが、「〇〇ちゃん、知ってる?」って名前を聞いただけで、当時の人を思い出せない。
写真を見ながらならならともかく。。。


だから、私は友達が少ないのかな~と思った。

昨夜突然の悪寒と、読んだ本

昨夜、眠りにつくとき悪寒がして。。。
最初は、今日のヨガの筋肉痛かな~と思っていたけど、いや、これは違う。
体が冷えている感じがして、羽毛布団にくるまっても、温まらない。


もうこの羽毛布団も古いからなぁ~と、身体をさすりながら縮こまって眠くなるのを待った。
寒いなら、布団を追加したり、何か羽織って寝ればいいんだけど、起き上がるのがめんどくさく、ただじっと耐えていた。


そのうち眠りについたみたいで、目が覚めたら、羽毛布団にがっちりくるまっていたので、汗をかいていた。


今朝になって、熱を測っても平熱。体調も悪くない。


いったい何だったんだろう。。。


こう言う原因の分からない体調の異変があると、不安になるお年頃。


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図書館の一時置き場所で見つけた本
(返却されたばかりの本が一時戻されている場所)
誰かが借りたってことは、面白いのかなぁ~と思って。。。

『うちのご近所さん』


群ようこさんのエッセイはよく読むが、小説は初めてかも。。。


40歳になる主人公マサミは、両親と一緒に生まれた時からずっと同じ家に住んでいる。
20代30代の頃は、「結婚しないの?誰かいい人いないの?」と言われ続けてきたが、40歳になった今は、そういう話も無くなり、外からは「偉いはね~。」と言われる始末。
今は親の介護要員と思われてるふしもある。
そんなマサミの個性豊かなご近所さんのお話。


幼い頃から同じところに住んでいたら、どんな人が住んでいているのかよくわかるんだろうな。
デートで家まで送ってくれると言うボーイフレンド(まだ彼氏未満)に、近所の情報通のおばさんに見つかったら大変と、かたくなに拒む話とか笑えた。


ご近所の目が気になって大変だなぁ~と思う反面、ちょっとうらやましくも感じる。
父は転勤が多かったので、私が小学生の頃のご近所さんとの記憶はあやふや。
中学に入って、今の実家となる家を建てたが、私はそこに中学高校の6年間しか住んでいない。
だからご近所さんとの交流も薄い。
でも、今となっては、私が知っている頃のご近所さんはほとんど居なくなっている。


気軽に読める本でした。