私はこんな小包、送ったことないなぁ
昨日、予約が立て込んでいる本だけ、先に返却して来た。
『母親からの小包はなぜこんなにださいのか』
短編集。
表題のごとく、母親の小包が共通テーマ。
このダサいなんて思われる小包で、親からの愛情を感じて優しい気持ちになれるお話。
フッと自分のことに置き換えてみる。
私にも、いろんな物が入った小包が実家から届いたっけ。
特に母が生きていたときは。。。
中身はいたって普通で、こんな物こっちでも買えるのに。。。って思うものでも、
お楽しみ袋のような(袋じゃないけど)詰め合わせギフトのようで、
中身を箱から出すときは、ちょっとワクワクした。
母は亡くなったけど、今でも父が年に1回か2回送ってくれる。
私の好きな旬の物がとれる時期に、庭の野菜とか、趣味の通販で買いすぎた食材とか、自分で作った魚の干物とかも一緒に。。。
送られた食材全部の、どういう風に料理して食べて味はどうだったかの感想を書いてお礼の手紙を送るようにしてる。
それが唯一、感謝を表すことかなと思っている。
私からも、実家の父に小包を送ろうかと思ったこともあったが、通販好きの父は、今でも食べきれない食材に囲まれているようだ。
「送って欲しいものは何もない。」といつも言われている。
それでも誕生日に、妹弟たちと一緒にプレゼントを送るくらい。
そう言えば、息子たち小包送ることないなぁ。