二杯目のワイン

60代主婦の日常のつぶやきです。

大人になった子どもにとって親の存在って、、、

昨日、ヨガの帰りにいつものようにランチをしてから帰ろと、お店を物色していた。


あまり食欲も無かったし、どちらかというと水分が欲しかったので、ドトールのジャーマンドックでいいかな(飲み物付けても500円以下)


そう思ってお店の前に来て、ふっと予感めいたものが。。。


バックの中からお財布確認。


ない!


ヨガ用の大きなバックにゴソゴソと手を突っ込んで探す。


ない!


忘れた。。。財布。。。


財布もないので、カードもない。


そうだ!スマホのPayPay!と思い残金を見る。
最近使ってなかったから残金400円弱。


PASMO(交通系ICカード)なら別にある。電車使って来たんだから。


かと言ってPASMOは電車以外使ったことが無いので、ちょっと抵抗がある。


カード減らしたいと思っているので、ゆくゆくは交通系ICカードをいろんな場所で使いこなしたいとは思っているが、今じゃ無い気がして。。。


とりあえず、まっすぐ帰ることにした。


家に帰れば何か食べるものあるだろう。


それにしても、お店に入る前に気付いて良かった〜。


喉カラカラの帰り道は辛かったけど。。。



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話は変わるが。。。


次男から「今週帰ろうと思うけど、コロナ感染拡大すごいから、やめとくね。」とLINEが来た。


これは気を使ってくれてることなんだろう。


息子たちは家を離れ独立しても、首都圏内ということもあって、2ヶ月に1回くらいは訪ねて来てくれる。


でもこのコロナ禍で、訪ねる回数は減って来た。


そもそも、親の元に訪ねるのは義務なのか。


義務というのは、ちょっと固すぎるが、親のことを思ってと言うことなのか。


「親の顔が見たい、実家のご飯が食べたい」と言う子どものそうしたいと言う気持ちではなく、そろそろ親に顔を見せてあげないとと言う気持ち




自分のことに置き換えてみると、、、


18歳で地方から上京して来た身としては、最初の頃は帰りたくて帰りたくて仕方なかった。
帰れる長期休みが待ち遠しかった。
母のご飯、田舎の郷土料理が楽しみだった。


懐かしい空気に懐かしい人達、懐かしい食べ物、それはそれで心を満たしてくれる。


実家から帰るバスの中で、「また1年頑張ろう!」と気持ちを新たにする。


故郷、実家とはそんな存在だった。


今もその気持ちは変わらないが、どこかで親に顔を見せに行ってあげてるみたいになって来た。


義務みたいな。。。


ふらっと帰れる距離じゃないのが、いいのか悪いのか分からないが、休暇を帰省のために使わなければならないと言う窮屈さ。


多分、自分の家庭が出来てからなのかも知れない。


じゃあ独身だったら、どうなんだろう?


それでも、自分のライフスタイルが出来上がっていて、以前ほど親に会いたいと言う気持ち薄れていくのかな。


今の私は完全に父の様子を見に行くと言う感じで、父も「来てもらう」と言う感覚で「遠いところ、ありがとう」と言う。


私にしたら、遠方にいて、何のお世話も出来ていないのに申し訳ないなぁと言う気持ちがいつもある。



大人になった息子たちにとって、親である私たちって、どんな存在かな?


本当は会いに行きたいけど、コロナ禍だから我慢して来ないのか、コロナがいい言い訳になっているのか、とひねくれた見方をしてみたり。