二杯目のワイン

60代主婦の日常のつぶやきです。

父が施設入所をのぞむと、これからの事

この間の帰省は、実家の父が自ら老人ホームに入ることを決断して、その打ち合わせも兼ねての帰省だった。


数年前から、東北の冬は大変なので、冬季だけ老人ホームに入所していた。
ただ今回は、ガタッと体力も落ちて、今までのような一人暮らしが出来るのだろうか。
ケアマネさん、施設の職員さんたちから、「大丈夫?」とすごく心配された。


父は、家も心配、庭仕事もしたいと、自宅に帰ったらちゃんとやれるらだろうと思っていた。


私としても、そのまま入所してもらっていた方が安心なんだが、施設に入るのは、本人が納得しないと無理だとも思っていた。


父は、4月に自宅に戻って、いつものように一人暮らしを始めたが、体力の衰えを痛切に感じたらしい。
去年まで出来ていたことが出来ない。


「俺の年取った思った。」と言っていたが、いやいやあなたは十分年取っています。


食事を作るのも、買い物もしんどい。
食べるのもおっくう。
そんな感じで、ますます体力も落ちて来て、痩せて来た。


そして。。。
「冬まで待てない、今年は早めに入る。」と言い出した。


ケアマネさんから、そう言ってますよと報告をうけたが、早めにと言っても、たぶんお盆過ぎだろうと私は思っていた。
(うちの地方にとって、お盆は正月よりも、大事な行事だから。)


そしたら、「今すぐにでも入りたい。一人で生活するのはしんどい。」と。。。


そして、お盆もどうでもいいと。。。


何があると言うわけでもないが、5代当主の家で、お盆は親戚が仏様を拝みに来る。
普段はほっときっぱなしの仏壇であるが、お飾りをして、お供え物をし、お盆の間だけは毎食精進料理を供える。


みんな年を取って、昔ほどお客さんが多いわけではないが、それでもまだ年に1回この日だけはと訪ねてくる親戚もいる。


それなのに、お盆はどうでもいいと。。。
「もう自分の事だけ考えようと思う。」と。。。


自分の事だけ考えては、当然そうして下さいと思う。


今度入ったら、もうずーっと施設暮らしになるんだよ。
もう自宅に戻ってこれないんだよ。


でも、覚悟したみたいだ。


ケアマネさんが「〇〇さん、よ~く決断しましたね~。」と父に言っていた。


行きたくないと訴える親を無理やり行かせたわけではないので、子としては罪悪感はないが、子どもが近くに住んでいたら、また違っていたんだろうと思うと、申し訳ない気持ちもある。


このまま施設に入りっぱなしも子どもとしては、心残りでもあるので、
お盆も帰っらなくてもいいと言っていたが、一時帰宅をお願いして、自宅に連れてくることにした。
これが最後になるか、来年もそういう状態で続けるかは様子見。


*****


先日、父が居なくなる家の管理、お盆の準備と、私たち子どもたちで話し合いを持った。
長女の私、妹、弟 みな関東圏に住んでいる。


お昼から我が家に集まって、4時間くらい話あった。決めなきゃいけない事山ずみ。
有意義だったが、はぁ~疲れた。。。


以前にも妹の事を書いたが。。。

私と年子の妹は、とってもパワーがある人。
一緒にいると、私の鋭気を吸われるような気がする。


帰った後、「私なんだか眠い。。。」と休み、
夫は、疲れている私をみて「今日は外に食べに行くか。」と言ってくれた。

近くにある『ガスト』


生ビールと、糖質カットメニューのチキンのレモンバター味。
これが、思いのほか美味しかった。(また食べたい味)
小鉢のトーフ、長芋、オクラ、えびの大葉の和え物も、さっぱりして体に良さそうで。。。


たまには、こんなのもいいねと思った。


よっぽど疲れていたのか、夜洗濯物を取り込むのを忘れて、翌朝カーテンを開けて気づいた。


でもまだ序の口。
これからが大変。