二杯目のワイン

60代主婦の日常のつぶやきです。

無呼吸症候群を治す気は無いのか

今日は夫の提案で、車でイオンへ行くことになっていた。
時々は車を動かさないとバッテリーが上がるからという理由。


引っ越したこの地は、駅からも近く、歩いて行ける距離にスーパーが4件以上はある。


元々、歩く事は苦とも思わないので、車に乗る事はほとんど無い。


本来なら、引っ越しを機に車を手放すつもりだったが、引っ越したばかりの頃は、生活雑貨の買い出しなどで、車があったほうが便利だからと、もう少し手元に置くことにした。


今年中には手放すつもり。


それまでは、バッテリーが上がらないようにするために、車を使うようにしている。


それが。。。


前の記事で夫が無呼吸症候群だと書いたばかりなのに。。。


いつものように朝食を食べた後、洗濯をして、化粧をして行く準備万端。


「何時に家を出る?」と聞いたら、


「う〜ん」なんだか夫の反応が変だ。


「どうしたの?具合悪いの?」と尋ねたら、、、


「ちょっとボーとして。。。」とだるそうな夫。


あらま、大変!


「血圧は?血中酸素は?」と聞く。夫は毎日測ってノートにつけてる。


正常値だった。


「そんなんで車の運転は無理だから、今日は休んで!」(いつも休んでいるけど。。。)


「じゃあ、ちょっと横になる。」と言ってベットに入ってしっかり寝る体制。


嫌な思いがよぎった。


数週間前、夫の会社の同期が、脳梗塞で突然亡くなった。


その時の状況は、いつも朝食のしたくは旦那さんの役目で、朝食を用意した後「食欲ないから、ちょっと横になる。」と言ってベットに入って、そのまま意識を無くし、亡くなったそう。


今の夫と同じではないか!


リビングの隣の部屋であるが、何度も息をしているか覗きに行った。


昨日、無呼吸の診察を受けたばかりで、これじゃあなんなのよ!と、治す気のない医師(勝手に私がそう思っている)に対してひとりイライラしていた。


少し寝たら「もう大丈夫!」と言って起きて来たが、今日は運転はやめて一緒に近所の散歩に出かけた。


ちゃんと睡眠時間は取っているが、やはり無呼吸症候群のせいだろうと思われる。


無呼吸で脳に酸素がいかなくなるのを防ぐため、それ用の器具をつけて寝るのだけど、送り込む酸素の加減が難しいらしい。


「それを一生続けるの?他に治療方法は無いの?」と何度か聞いたことがある。


喉を塞いでしまう肉を手術で切り取る方法があるらしいが、命に関わることじゃ無いので手術は怖いと言っていた。


でも、医療技術は進歩しているんだから、何か方法はあるだろう。


夫も、医師もそんな提案をしないのかと、歯がゆく思う。


確かに、直接命には関わらないけど、こういう状態になることもあると思うと、気が気では無い。


本人は死んじゃえば、それまでだけど。。。


「もう〜、朝起きたら死んでいたなんてならないでよね!」と言ったら、


「ぽっくり逝ったら、先のことは知らないよ。」だと。


「やだよ〜残された身としては、救急車に電話したりとか大変なんだから〜!」


自分本位な考え方だが、残された方はほんと大変だろうと思う。