二杯目のワイン

60代主婦の日常のつぶやきです。

35年以上ぶりに会った友人に実家終いの話を聞く


先週の土曜日。
35年ぶり、いやもっとか、、、それくらい久しぶりにOL時代の先輩に会った。
会社勤務の時に、旅行などして仲良くしてくれた2歳年上の先輩。


彼女がご主人の赴任先の海外について行った時期と、私が出産と同時に会社を辞めた時期が前後して、会えなくなった。
そこからは手紙のやり取りから、年賀状のやり取りでかろうじて繋がっている感じだった。


待ち合わせの駅で「顔分かるかな~。」と不安だったが、全く変わっていなかった(笑)


私のことも「改札から見て、すぐわかったわよ~。」と言ってもらえた^^。
(私は自分の顔が、若い頃の面影が無いくらい老けたと思っているので。。。)


彼女は2年ほど前にお母さんが101歳で亡くなり、その時の介護やら、実家じまいの話、遺産分配(5人の兄妹がいる)の話など聞かせてもらった。


100歳も過ぎると、悲しみと言うより、無事に親を看取ったと言う思いの方が強いようだ。


私もズケズケといろんな事を聞いたが、とても参考になった。


認知が入っていたので80代後半からグループホームに入って、そこで10年以上過ごしたことになったらしい。(最年長だったそう^^;)


5人も子どもがいるが、みんな高齢で、後半動けたのは末っ子だった彼女だけ。


実家の片づけが大変だったと言っていた。
「もうみんなポンコツで役に立たないのよ~。」と口の悪い彼女らしい言いよう。


遺産の分配も彼女が指示したと言っていた。
「はい、家屋は長兄さん、家の処分代に〇百万、あと母の近くで見てくれた義姉さんに〇百万、これからの法事費用に〇百万、家の片付けに通った私に〇百万と、労働経費も含めて、差し引いて、残ったお金を5人で均等に分けたわよ。」と話した。


「誰も、不満とか言わなかったの?」と思わず聞いた。


「う~ん、ちょっと不満ありそうな人はいたけど、じゃあ自分でやって!私は手を引くからって言うと何も言わない、もう自分で動きたくないのよ。動いた人がもらうのが当然の権利よ。」
私もそう主張できるかな~^^;。


三回忌には、長兄、次兄とも息子が代理で出席だったそうだ。
そりゃあ親の家のかたずけどころではないだろうな~。


彼女の性格もあると思うが、もう高齢の兄妹ばかりだと、一番若くて動ける末っ子が力を発揮するのか~と思った。


そして5人も子どもが居ながら、将来墓を継ぐ人が居なくなるとの事で墓じまいも考えなくちゃならないと言っていた。


私の実家もそう。


息子達にはそういう面倒なことは残しておきたくないと思っているので、私もいろいろ考えている。


35年以上ぶりの再会で、懐かしい話より、現実的な話がメインだった。


正直なところ、私は仲良くしていた数人のことは覚えているが、「〇〇ちゃん、知ってる?」って名前を聞いただけで、当時の人を思い出せない。
写真を見ながらならならともかく。。。


だから、私は友達が少ないのかな~と思った。